「MRガイド下集束超音波手術(MRgFUS)」は、 2001 年に FDA (米国食品医薬品局)の認可を得て以降、浸潤性乳癌に対する国際間共同多施設臨床試験として、 BC001 、 BC002 が既に米国、カナダを中心に世界 7 施設において段階的に終了しました。(Protocol BC001、002)
ブレストピアなんば病院では、造影剤を使った国際間共同多施設臨床試験(BC003)に参加し終了しました。国際間共同他施設臨床試験 BC003 は、 FUSの有効性を確認するため造影剤(ガドリニウム)で MRI に映った乳房内の癌を FUS で治療した後、 乳房を切除し焼灼凝固させた患部を摘出しFUS 治療の効果を病理学的に確認するというものでした。
尚、BC003終了後のBC004という国際間共同多施設臨床試験では、当院の約2100の手術症例においてマンモグラフィ,超音波検査,MRI,手術記録と病理組織の詳細な解析を行い、FUS(MRgFUS:MRガイド下集束超音波手術)のみで乳房内局所治療を完了するというプロトコールを作成しました。
この BC004 は以前の臨床試験とは異なり、 世界初のFUS のみを行う“乳房を傷つけない手術の臨床試験”となります。ブレストピアは、MRgFUSのパイオニアとして国際間共同他施設臨床試験も積極的にリードしていきます。



 
乳癌の局所治療として、多くは、乳房全切除、乳房部分切除があげられます。乳癌の種類・大きさなどの適応確認が必要になります。

     
    (MRガイド下集束超音波乳腺手術中の操作画面)
緑の輪をスポットと呼び、そのスポットを腫瘍部分にマーキングし焼灼します。常に脈拍や血液中の酸素レベルを計測しながら手術を行います。さらに焼灼中の病巣部、周辺組織の温度の上昇もモニタで確認できることが特徴です。

(治療前MRI画像)
(治療後MRI画像)

                       

 

  
  ・乳癌と診断された方。
  ・従来の外科手術適応があるが、手術を希望しない方。
  ・治療時のリスクがない方。
  (不安定狭心症・心不全のない方、6ヶ月以内に心筋梗塞・脳血栓がない方)
  ・MRIの検査が可能な方。
  (閉所恐怖症がない・造影剤アレルギーのない・ペースメーカ装着ない)
 
  ※適応については、ブレストピアなんば病院で確定された乳癌について、
   さらに適応の検査や確認を行う必要があります。
   また、MRI画像にてFUS可能か細かく判断する必要があります。


  
   MRgFUS機器:MRガイド下集束超音波装置
             (Insightec社製 ExAblate 2000) 
   MRgFUS時間:2時間〜3時間(腫瘍の大きさや数により異なります) 
   保険適応:自由診療(健康保険の適応外) 

    ※MRgFUSは、MRI装置にてうつぶせの姿勢で行います。
     外来治療のため日帰り治療も可能です。
     (遠方よりお出での方で、入院をご希望の方はご相談に応じます。)



  ※2005年4月中旬より乳癌においての国際間共同他施設臨床試験を行っております。 

  (治療費、臨床試験主体、実施場所)
   ・治療費負担:MRgFUS治療費負担なし(交通費・宿泊費等は患者様負担)
   ・臨床試験主体:Insightec Inc.(インサイテック社)
   ・実施場所:医療法人ブレストピア ブレストピアなんば病院
      880-0052 宮崎県宮崎市丸山2丁目112-1
      問合せ:0120−311−727(平日 9:00-17:00、土 9:00-12:00)



      


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